【ローカルガーデン】外構工事で失敗しない方法
2025/10/05
前橋市で外構工事を10年以上やっているローカルガーデンでは、失敗談として聞く話も様々あります。
資金計画の話は物価高騰もあり予算の問題なので今回は置いといて。意外と多いのがサイズの問題があります。
サイズと言っても様々で、駐車場のサイズ、ウッドデッキやタイルデッキのサイズ、アプローチの幅や距離、家庭菜園の広さなどいろいろあります。
ここで注意しないといけないのが、先入観や既成概念、はたまたなんとなくでサイズを決めないことです。
まずは、駐車場ですが、群馬県では車社会なので、夫婦2台分の駐車場は必須。更に親御さんや来賓の方もどちらかというと車で来ることが多いでしょうから、私は「群馬の外構工事において駐車場は3台をベース」としています。1台当たりの横幅はドアを開けることも考慮して2.5m以上は取りたい。また、奥行については、目の前の道路の交通量によって変わりますが、車のサイズだけではなく、ミニバンだと後ろのラゲッジを開けるスペースも考慮して5.5m以上取ります。もし目の前の交通量が多い場合は、一時的に車を駐車場入り口に寄せるスペースもあると安心です。あと、朝はどちらに向かいどちらから帰ってくるかなども考慮しておくのがよいでしょう。あと、子供がいずれ車を乗るから駐車場を増やしておきたいというのもよく聞きますが、それは必須ではない希望予定なので、何年後に車が増えるのかによって優先順位を決めたほうがいい場合があります。駐車場を多く作る費用があったら違うことに使えるので予算によってはあまりお勧めしておりません。
次に、ウッドデッキやタイルデッキのサイズですが、デッキで何をするかを考えずに憧れだけで作ろうとする方が大変多いです。とりあえず、ウッドデッキやタイルデッキという考えで作ると、将来的に使わなかった空間になることがあります。決して通らない見せかけの渡り廊下やコの字型やL字型の建物の空間を埋めるためだけにおしゃれな空間を作っても、正直コスパの悪い産物ですよね。ですから、デッキをつくる場合は、そこで何をするのかが重要で、デッキの上でBBQなのか、子供のプールなのか、お茶をするのか、縁側として座るのか、通路として移動するのか、洗濯物を干すのか、庭に降りるのか、第二の玄関なのか、ただの飾りでいいのか、考えないと無駄になりますので気を付けてください。また、デッキをつくると視界180度良好なヒーローショーのステージをつくるような感じになりますので、必ず目隠しフェンスも考える必要が出てきますので考慮してみてはいかがでしょうか。
次にアプローチの幅や距離です。先ほど駐車場で車のお話をしましたが、群馬県でも首都圏の外構のように道路に向かったアプローチをつくられているケースを見かけます。アプローチは自分たちとお客様を迎え入れる通路です。道路に向かって細長いアプローチを作っても、群馬県は車社会なので誰も道路から歩いて渡らないケースもあります。また、道路からの距離のある長いアプローチは通路の幅と長さの比率を考慮しないと細長い印象が目立ってしまいますので注意が必要となります。通常、アプローチの幅は120~150センチ程度設けておくのですが、長くなり駐車場の中にアプローチを設けるともっと幅のあるアプローチにしないと細長く見えますのでご注意ください。
最後に、家庭菜園のサイズについてお話します。空いたスペースを埋めるように配置していくことが多いお庭の工事ですが、菜園スペースも植栽スペースもなんとなくここに!というケースを見かけます。境界際で日当たりがそれほど良くないところに広々と四角く作って収穫や手入れの際に折角植えた苗や良い土の上を踏んでしまったりする家庭菜園スペース。それなら自分の腕の長さ分で横長に作りませんか?または、境界際ではなく、境界との間も通れるようにすれば手入れも二方向から手が届き楽になります。また、西日やゲリラ雷雨の水たまりになりやすい場所も避けなくてはいけませんので、配置の段階からサイズや形を考える必要があります。
いかがだったでしょうか。今後も私の若かりし頃の経験やご相談された方からの体験談等をアップしていきたいと思います。
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株式会社ローカルガーデン
住所 : 群馬県前橋市上大島町48-16
電話番号 : 027-226-1040
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