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防草シートの誤解

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防草シートの誤解

防草シートの誤解

2026/02/01

― 昔、除草シートだと思っていました ―

 

正直に言います。

 

昔、
防草シート=敷けば草が生えなくなるもの
だと思っていました。

 

今思えば、
それは半分正解で、半分大間違いでした。

 

この誤解が、

・防草シートが効かない

・すぐ草だらけになる

・「やっぱり意味ないじゃん」

という声を生む原因になっています。

 


 

防草シートは「除草」しない

 

まず一番大事なこと。

 

防草シートは、草を枯らす道具ではありません。

・除草剤 → 草を殺す

・草刈り → 草を切る

・防草シート → 草を“生きにくくする”

 

役割がまったく違います。

 


 

なぜ「敷いたのに草が生える」のか

 

現場で一番多い誤解がこれです。

 

「防草シートを敷いたのに、
1年で草が出てきました」

 

理由はシンプル。

 

① 下地が整っていない

・根が残っている

・地面がデコボコ

・有機物だらけ

👉 草にとって快適なベッドのまま

 


 

② シートの重ね・固定が甘い

・重ね幅が足りない

・ピンの間隔が広い

👉 隙間は、草の出入口

 


 

③ 砂利や土が上に溜まる

 

群馬では特に多いです。

・からっ風

・砂埃

・落ち葉

👉 シートの上に新しい土ができる
👉 そこに草が生える

 


 

群馬で防草シートが負けやすい理由

 

群馬は、

・風が強い

・乾燥する

・夏が暑い

 

この条件で、

・安価なシート

・紫外線に弱い素材

を使うと、
2〜3年で劣化します。

 

破れた瞬間、
そこは草の特等席です。

 


 

「防草シートは意味ない」は本当?

 

答えは、
使い方次第で真逆

 

防草シートは、

・単体で使うものではない

・下地・押さえ・納まりまで含めて一式

で初めて効果を発揮します。

 


 

本当に効く防草シートの使い方

 

① 草を殺してから敷く

・表面をきれいにする

・地下茎は除草剤で処理

👉 生きたまま閉じ込めない

 


 

② 地面を「平ら」にする

・凸凹は破れの原因

・水溜まりもNG

👉 床づくりが8割

 


 

③ 端部を徹底的に押さえる

・見切り材

・コンクリート縁石

・縁取りブロック

👉 端が甘いと、必ず負ける

 


 

防草シートの正しい役割

 

防草シートの仕事は、

雑草の「光」と「居場所」を奪うこと

殺すのではなく、
増え続けられない環境をつくることです。

 


 

除草剤 × 防草シートは敵じゃない

 

実は相性がいい。

・最初に除草剤でリセット

・防草シートで封じる

・年1回だけピンポイント散布

 

群馬では、
この組み合わせが一番現実的です。

 


 

防草シートで失敗する一番の原因

 

それは、

防草シートに「期待しすぎる」こと

 

・敷けば一生生えない

・メンテナンス不要

 

そんな魔法の材料ではありません。

 


 

最後に:防草シートは「思想」

 

防草シートは、

・手を抜くための材料ではなく

・手間を減らすための設計要素

です。

 

だから私は、

「どこに敷くか」より
「なぜそこに敷くか」

を大事にしています。

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