株式会社ローカルガーデン

防草シートは「思想」だという話

メインサイトはこちら

防草シートは「思想」だという話

防草シートは「思想」だという話

2026/02/04

― 敷くかどうかより、どう付き合うか ―

 

防草シートについて話していると、
よくこう聞かれます。

・どのシートが一番いいですか?

・何年持ちますか?

・砂利は敷いたほうがいいですか?

 

どれも大切な質問です。

 

でも、外構屋として本当に大事だと思っているのは、
その一歩手前です。

 

そもそも、
なぜそこに防草シートを敷くのか?

 


 

昔、防草シートを「材料」だと思っていた

 

正直に言うと、
昔の私は防草シートを、

・草を止めるシート

・敷けば解決する材料

だと思っていました。

 

でも現場を重ねるうちに、
気づいたことがあります。

 

失敗する現場ほど、
「とりあえず敷く」になっている。

 


 

防草シートは「雑草をどう扱うか」という意思表示

 

防草シートを敷くという行為は、

雑草をどう殺すか
ではなく
雑草とどう距離を取るか

という考え方の表明です。

 

・完全に排除したいのか

・手入れを減らしたいのか

・見えなければいいのか

 

この整理がないと、
防草シートは必ず裏切ります。

 


 

群馬の雑草は「思想がないと負ける」

 

群馬は、

・日照が強い

・夏が暑い

・地下茎が強い

 

全国でも
雑草がかなり手強い地域です。

 

だから群馬では、

・材料選び

・施工方法

以前に、
「どう戦うか」ではなく
「どこまで許すか」

を決める必要があります。

 


 

防草シートを敷くべき場所・敷かない場所

 

敷くべき場所

・人が立ち入らない

・見た目より機能優先

・裏側・境界・設備まわり

👉 存在を消すための場所

 


 

敷かない選択も正解な場所

・毎日通る動線

・子どもが遊ぶ場所

・庭として使う場所

👉 床で解決すべき場所

 


 

防草シートは「床づくりの途中経過」

 

外構を設計するとき、
私はこう考えています。

 

・コンクリートは床

・平板も床

・防草シートは「床未満」

 

つまり、

いつか床にするか
床にしないと割り切るか

その間をつなぐ存在です。

 


 

10年後を想像して敷いているか

 

防草シートで失敗する現場は、
たいていここが抜けています。

 

・10年後、どうなっていたいか

・誰が手入れするか

・体力はどうなっているか

 

これを考えずに敷いたシートは、
10年後、必ず邪魔になります。

 


 

「全部防草シート」は思想が弱い

 

全部敷けば楽。
一見、合理的です。

 

でも実際は、

・どこも中途半端

・どこも使いにくい

・どこも傷みやすい

という庭になりがちです。

 

強い外構は、
敷く場所と敷かない場所がはっきりしています。

 


 

除草剤・防草シート・外構は一本の線

 

このシリーズで書いてきたことは、
実は全部つながっています。

 

・除草剤 → リセット

・防草シート → 抑制

・外構工事 → 解決

 

段階的に“手放していく”考え方です。

 


 

外構屋としての結論

 

防草シートは、

・魔法の材料ではない

・悪者でもない

・ただの布でもない

 

暮らし方をどう設計するかという思想です。

 

だから私は、
「防草シートを敷きますか?」ではなく、

この場所、
10年後も今と同じ使い方ですか?

と聞くようにしています。

 


 

最後に

 

雑草は、
人が何もしなければ必ず生えます。

 

でもそれは、
土地が生きている証拠でもあります。

 

だからこそ、

・押さえる場所

・受け入れる場所

・床で終わらせる場所

を分ける。

 

**それが、防草シートという「思想」**です。

----------------------------------------------------------------------
株式会社ローカルガーデン
住所 : 群馬県前橋市上大島町48-16
電話番号 : 027-226-1040


前橋で理想の庭づくりをお手伝い

前橋でリフォームのご相談

前橋でおしゃれな空間を演出

----------------------------------------------------------------------

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。