外構工事で守る防災と命
2025/12/18
外構工事というと、
「おしゃれにしたい」「家を引き立てたい」
そんなイメージを持たれる方が多いかもしれません。
しかし、私たちローカルガーデンは、
外構工事を “暮らしを守るインフラ” だと考えています。
災害が起きたとき、
住宅を直接守るのは建物ですが、
その一歩外側で被害を防ぎ、被害を小さくするのが外構です。
外構は「平常時」より「非常時」に本質が表れる
地震、台風、豪雨、強風、水害、火災。
日本で暮らす以上、どれも他人事ではありません。
そして多くの場合、
外構の不具合は、災害時に一気に表面化します。
・倒れるブロック塀
・飛散するフェンスや屋根材
・水が溜まり、建物側へ流れ込む土間
・延焼を助長する可燃物の配置
平時には気づかれないこれらが、
災害時には人命や財産を脅かす存在になります。
ブロック塀と防災
― 倒れないことが最優先 ―
ローカルガーデンでは、
ブロック塀診断士、建築コンクリートブロック工事士
という資格を有した立場から、
ブロック塀を「危険になりうる構造物」として扱います。
ブロック塀は、
一度倒れれば、人を傷つけ、命を奪う可能性があります。
だからこそ、
・高さ
・鉄筋量
・基礎構造
・控え壁
・経年劣化
これらを無視したブロック塀は
「おしゃれ以前に、作ってはいけない外構」 だと考えています。
高さが必要な場合は、
ブロックだけで完結させず、
フェンスとの組み合わせや段積みなど、
安全性を最優先した提案を行います。
台風・強風に強い外構とは
近年の台風や突風は、
「想定外」ではなく「想定すべき災害」です。
外構で特に被害が出やすいのは、
・フェンスの倒壊
・門柱や化粧壁の転倒
・物置や屋根材の飛散
原因の多くは、
・基礎の不足
・風荷重を考えない設計
・デザイン優先の素材選定
ローカルガーデンでは、
・独立基礎のサイズ・深さ
・設置場所ごとの風の抜け方
・メーカー基準+現場判断
これらを組み合わせ、
「倒れない・飛ばない外構」 を前提に設計します。
豪雨・水害と外構の関係
水害対策で重要なのは、
水を完全に止めようとしないことです。
外構は、
・水を受け
・水を流し
・水を逃がす
その役割を担っています。
よくある失敗は、
・フラットすぎる土間コンクリート
・排水先を考えないデザイン
・建物側へ水を集めてしまう勾配
ローカルガーデンでは、
・目に見えない勾配設計
・雨水桝・側溝への導線
・透水性素材や緑地の活用
を重視し、
被害を最小限に抑える外構を目指します。
火災・延焼を防ぐ外構という考え方
外構は、防火帯の役割も果たします。
・木製フェンス
・樹脂デッキ
・可燃性の目隠し素材
これらを無計画に配置すると、
延焼リスクを高めてしまうこともあります。
境界部や建物近くには、
・ブロック
・コンクリート
・アルミ素材
を使い、
素材の役割を理解した配置計画を行うことが重要です。
地震・震災時に外構が果たす役割
地震で最も怖いのは、
・倒壊物が避難経路を塞ぐこと
門柱やブロック塀が倒れ、
家から出られなくなるケースもあります。
ローカルガーデンでは、
・重たい構造物は低く
・高さが必要な部分は軽量素材で
・万が一壊れても被害が小さい構成
「壊れない」より「危険にならない」
という考え方を大切にしています。
ローカルガーデンが考える
防災をデザインする外構
私たちは、
・不安を煽るために防災を語りません
・見た目を犠牲にして安全性だけを押し付けません
美しさと安全性は両立できる
それを、設計と施工で証明するのがローカルガーデンです。
まとめ
外構は、暮らしを守る最後の砦
外構工事は、
完成した瞬間がゴールではありません。
10年後、20年後、
そして「もしもの時」に
後悔しないための備えです。
ローカルガーデンは、
資格と経験を持つ外構のプロとして、
これからも
命と暮らしを守る外構工事を提案し続けます。
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株式会社ローカルガーデン
住所 : 群馬県前橋市上大島町48-16
電話番号 : 027-226-1040
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