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【業者向け】外構で差がつく不動産提案力

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【業者向け】外構で差がつく不動産提案力

【業者向け】外構で差がつく不動産提案力

2025/12/20

中古住宅市場が活発になる一方で、不動産業者の提案力は今、大きな転換点に立っています。
「物件情報を並べるだけ」の時代は終わり、
“その家でどんな暮らしができるか”を伝えられるかが、選ばれる不動産業者の条件になりつつあります。

 

その中で、ほとんど活用されていないにもかかわらず、
圧倒的な差別化要素になり得るのが外構です。

 


 

■ なぜ不動産提案は似通ってしまうのか

 

中古住宅の販売現場では、こんな状況が当たり前になっています。

・築年数
・立地
・価格
・リフォーム済みかどうか

 

これらの情報は、どの不動産会社も同じように提示できます。
結果、**「最後は価格勝負」**になりがちです。

 

しかし、購入検討者が本当に悩んでいるのは、
「この家で、どんな生活ができるのか?」
という点です。

 

この問いに答えられていない物件が、あまりにも多い。

 


 

■ 購入者は“建物”ではなく“暮らし”を買っている

 

エンドユーザーは、
床面積や間取り図そのものを買っているわけではありません。

 

・朝、どこから家に入るのか
・車を停めてから玄関までの動線
・子どもが外で遊べるのか
・人目を気にせずくつろげるか

 

こうした暮らしのイメージを買っています。

 

そして、その大半を決めているのが、
実は外構・庭・アプローチなのです。

 


 

■ 外構は「未完成」だからこそ提案価値がある

 

中古住宅の多くは、外構が次のどれかに当てはまります。

 

・最低限つくられている
・前の住人の暮らしに最適化されている
・コスト優先で計画されている

 

つまり、
**“今の購入者に最適化されていない”**状態です。

 

これは弱点ではありません。
不動産提案においては、最大の伸びしろです。

 

外構は後から変えられる。
しかも、比較的短期間・明確な予算で。

 


 

■ 「外構提案」ができる不動産業者は強い

 

例えば、こんな一言があるだけで、提案の質は変わります。

 

「この庭、実は使い方次第でかなり化けますよ」

 

・駐車場を1台増やすとしたら
・フェンスを工夫すれば視線を遮れる
・小さなテラスをつくるだけで“外のリビング”になる

 

こうした話ができると、
物件は**“安い中古住宅”から“可能性のある住まい”**に変わります。

 

これは値引きよりも、はるかに強い武器です。

 


 

■ 外構を絡めた販売提案の具体例

 

① 外構イメージを「言語化」する

 

完成予想図がなくても構いません。

 

・ここを区切ると庭になります
・ここに屋根があると洗濯が楽です
・この目隠しでリビングが開放的になります

 

暮らしの変化を言葉で説明できることが重要です。

 


 

② 外構費用の目安を提示する

 

購入者が不安に感じるのは、
「結局いくらかかるのか分からない」こと。

 

・50万円でできること
・100万円ならここまで
・300万円で暮らしがどう変わるか

 

このレンジを示すだけで、
購入後のイメージは一気に現実的になります。

 


 

③ 外構を“後回し前提”で語らない

 

「外構は後で好きにやってください」

 

この一言は、
提案機会を自ら捨てているのと同じです。

 

正しくは、

 

「住んでから整える前提だからこそ、
 まずは可能性だけ知っておいてください」

 

外構は、
計画があるか・ないかで満足度が大きく変わります。

 


 

■ 外構を理解している不動産業者は信頼される

 

購入者は、不安を抱えています。

 

・この家を買って失敗しないか
・想定外の費用が出ないか
・暮らしにくくならないか

 

外構の話ができる不動産業者は、
「家の外まで含めて考えてくれている人」
として認識されます。

 

これは、
営業トークではなく信頼の積み重ねです。

 


 

■ 外構業者と組むという選択肢

 

すべてを自社で説明する必要はありません。

 

・信頼できる外構業者
・暮らし提案ができるデザイナー

 

こうしたパートナーと連携することで、

・物件価値の底上げ
・成約率アップ
・クレームリスク低減

というメリットが生まれます。

 

外構は、
不動産と切り離すものではなく、
補完関係にある分野です。

 


 

■ 外構は“売るため”ではなく“選ばれるため”の武器

 

外構を提案する目的は、
オプション工事を売ることではありません。

 

・この会社から買ってよかった
・この人の説明は分かりやすかった
・暮らしまで考えてくれた

 

そう思ってもらうための、
差別化ツールです。

 

価格競争に巻き込まれないためにも、
外構という視点は、今後ますます重要になります。

 


■ まとめ:不動産提案の最後の一手は外構にある

建物の説明は、誰でもできます。
しかし、

 

「この家で、どんな時間が過ごせるか」

 

ここまで語れる不動産業者は、まだ多くありません。

 

外構は、
・暮らしを可視化でき
・価格以上の価値を伝えられ
・提案力そのものを引き上げる

 

非常に強力な武器です。

 

これからの不動産提案に必要なのは、
「物件を売る力」ではなく、
暮らしを描く力

 

その入口が、外構なのです。

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