車種別・駐車場設計論|外構の答え(前橋・群馬/外構設計)
2026/02/09
「普通車1台分」という幻想
外構図面でよく見る表現があります。
「普通車1台分」
ですが、現場ではいつも思います。
その“普通車”って、どの車ですか?
車は年々大型化し、
ライフスタイルによって使い方も全く違う。
車種を無視した駐車場設計は、
住み始めてから必ず歪みが出ます。
駐車場設計は“車種ヒアリング”から始まる
私は、外構打合せの初期段階で必ず確認します。
・現在の車種
・将来乗り換え予定の車
・使用頻度(毎日/週末)
・運転する人(奥様・高齢者・初心者)
ここを曖昧にしたまま設計すると、
数字は合っているのに使いにくい駐車場になります。
軽自動車|狭くできるが、油断しない
特徴
・全長・全幅がコンパクト
・小回りが効く
・停めやすい
設計の落とし穴
・将来の車種変更
・来客用駐車
・ラゲッジ使用頻度
軽だからといってギリギリにすると、
・ドアが開けにくい
・横の壁が気になる
・結局使いづらい
「軽だから狭く」は危険です。
コンパクトカー|最も勘違いされやすい
特徴
・見た目は小さい
・実はドア開閉幅が広い
フィット、ヤリス、ノートクラスは、
横方向の余白がないと一気に使いにくくなります。
・子どもの乗り降り
・荷物の積み下ろし
日常動作を考えると、
見た目以上にスペースが必要です。
セダン・ステーションワゴン|後方余白が命
特徴
・全長が長い
・ラゲッジ使用が多い
ここで重要なのが、
後ろに人が立てるか
・壁までの距離
・フェンスの位置
・夜間照明の有無
バックで停める前提なら、
後方は“空間”として設計します。
ミニバン|家族構成がそのまま出る
特徴
・スライドドア
・子育て世代が多い
ミニバンの設計基準は、
・横の余白
・ドア全開
・ベビーカー導線
隣の車や壁が近いと、
毎日のストレスが積み上がります。
「停められる」より
「動ける」ことが最優先です。
SUV|高さと視線を読む
特徴
・車高が高い
・ボリューム感がある
SUVで注意すべきは、
・勾配のきつさ
・フェンス・塀の高さ
・視線の抜け
高さがある分、
・隣地の視線
・道路からの見え方
が想像以上に気になります。
EV・PHEV|これからの新基準
これから確実に増えると思われているのが、
・EV
・PHEV
設計ポイント
・充電器の位置
・ケーブル動線
・雨天時の安全性
後付け前提は失敗します。
電気設備と外構は、
必ず同時に考えるべきです。
車2台・3台|「並べ方」がすべて
複数台駐車では、
・並列か縦列か
・毎日使う車
・たまに使う車
で答えが変わります。
特に注意したいのが、
毎日動かす車の前後に
別の車を置いていないか
これは間取りの失敗と同じです。
車は変わる。敷地は変わらない。
外構設計で大切なのは、
・今の車
・5年後の車
・10年後の暮らし
まで想像すること。
駐車場は、
今だけの答えを出す場所ではありません。
まとめ|車種を読めば、外構はうまくいく
車種別に考えると、
・勾配
・余白
・目隠し
・動線
すべての答えが繋がります。
駐車場は、
「車を置く場所」ではなく、
暮らしを受け止める空間。
だから私は、
車種別に駐車場を設計します
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株式会社ローカルガーデン
住所 : 群馬県前橋市上大島町48-16
電話番号 : 027-226-1040
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