EV時代の駐車場インフラ論
2026/02/12
EVは「車」ではなく「設備」である
日産のリーフを筆頭に、プリウスやアウトランダーのPHEV、テスラ、BYDなどなど
EV(電気自動車)が増えています。
でも、外構の考え方はほとんど変わっていません。
・とりあえず200V
・とりあえず壁に付ける
・とりあえず後で考える
正直に言います。
EVは後付け前提で考えると、ほぼ失敗します。
なぜならEVは、
車であり、設備であり、インフラだからです。
EV駐車場の本質は「充電行為」
ガソリン車は、
・走る
→どこかで給油
EVは違います。
・家に帰る
→停める
→充電する
つまり、
駐車=充電行為
ここを外構で受け止められないと、
暮らしが破綻します。
200Vコンセントは「位置」が9割
EV外構で一番多い失敗。
・コンセントは付いている
・でも使いにくい
理由は単純で、
・車種が変わる
・充電口の位置が違う
EVの充電口は、
・前・後・左・右
バラバラです。
だから外構では、
コンセント位置は
「今の車」ではなく
「将来の車」で決める
必要があります。
ケーブル動線を考えないEV外構は危険
見落とされがちなのが、ここ。
・ケーブルは地面を這う
・夜は見えない
・子どもがいる
つまり、
つまずく・濡れる・劣化する
EV外構では、
・ケーブルを跨がない
・玄関動線と交差させない
・雨水が溜まらない
これを設計段階で処理します。
雨の日・夜・冬が、設計の答えを出す
EV駐車場は、
・晴れの日 ❌
・昼 ❌
では判断できません。
✔ 雨の日
✔ 夜
✔ 寒い日
このとき、
・手が塞がっている
・足元が暗い
・コードが硬い
この状況でも
ストレスなく使えるかが基準です。
EV時代は「屋根」が再評価される
EVになると、
・充電中に雨
・充電口が濡れる
・手元が暗い
だから、
EV外構では
カーポートは
「贅沢」ではなく「装置」
になります。
しかも、
・屋根の位置
・柱の位置
・雨の落ち方
すべてが
充電動作と直結します。
設計GL・勾配・水はEVと相性が悪い
EV外構で注意すべきなのが、
・水
・勾配
・電気
・水が集まる場所に充電器
・急勾配でケーブルが引っ張られる
これは、
外構設計の失敗です。
EVでは、
水は逃がす
ケーブルは自然に垂れる
この前提で
GL・勾配を決め直す必要があります。
EVは「外構と建築の境界線」を壊す
これ、かなり重要です。
・建築:電気
・外構:土・勾配・動線
EVは、その間に入ってきます。
だから、
EV時代の駐車場は
建築と外構を
別で考えると破綻する
外構側が、
・設計GL
・駐車位置
・将来配線
まで考えておくと、
住まい全体が整う。
将来、EVは1台とは限らない
これから起こること。
・EV+EV
・EV+PHEV
・来客もEV
そのとき、
・充電の順番
・配線容量
・増設余地
を考えていない外構は、
確実に詰みます。
EV外構は「今やりすぎ」くらいが丁度いい
EV外構は、
・今の暮らし
・今の車
だけで作ると、
すぐ時代遅れになります。
・配管の仕込み
・余白
・将来の逃げ
これは
外構でしかできない仕事です。
まとめ|EV時代の駐車場インフラとは
EV時代の駐車場は、
・車を置く場所 ❌
・電源を付ける場所 ❌
ではありません。
✔ 充電する
✔ 濡れない
✔ 躓かない
✔ 将来増やせる
暮らしのインフラです。
だから私は、
EV外構は
「設備設計」だと
思っています。
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