外構工事の正しい相見積もりの進め方
2025/11/09
外構やお庭の工事を考えるとき、
「とりあえず何社かに見積もりをお願いして比較してみよう」という方が多いと思います。
いわゆる“相見積もり”ですね。
ただ、この「相見積もりのやり方」を間違えると、せっかく比較しても意味がなくなってしまうことがあります。
金額を比べたいのか、デザインを比べたいのか――ここを混同してしまうと、話がややこしくなってしまうんです。
今日は、群馬県の外構専門店「株式会社ローカルガーデン」として、プロの立場から相見積もりの正しいやり方と考え方をお伝えしたいと思います。
これから外構工事を検討する方が、無駄なく・後悔なく・納得できる判断ができるよう、ポイントをまとめました。
■ 相見積もりの目的をはっきりさせよう
まず最初に大切なのは、「何のために相見積もりを取るのか?」を整理することです。
相見積もりには大きく2つの目的があります。
-
金額を比較して相場を知るため
-
提案内容(仕様・設計・対応力)を比較するため
この2つを同時にやろうとする方が多いのですが、実はここが混乱の原因になります。
たとえば、まったく同じ仕様・材料・範囲で見積もりを出してもらえば、金額の比較はしやすいです。
でも「それぞれの会社に自由にプランを出してもらう」やり方だと、もう金額比較はできません。
つまり――
金額を比べたいなら条件をそろえる。
デザインを比べたいならコンペ形式にする。
この使い分けを理解しておくことが、まず最初のステップです。
■ 相見積もりとデザインコンペは別物
実は「相見積もり」と「デザインコンペ」を混同している方がとても多いです。
相見積もりは、同じ要望・同じ条件で複数の業者から見積もりを取ることです。
条件がそろっているから、どこが高い・安い、なぜ金額差が出るのかが分かります。
一方、デザインコンペは、複数の業者に自由に提案を出してもらう方法。
金額の比較というより、デザインやアイデアを比べるやり方です。
この違いを知らずに「相見積もりをしたい」と思って、各社にバラバラの要望を出すとどうなるか?
当然ながら、各社で提案内容も金額もバラバラになります。
どれを比べればいいのか分からなくなり、結局「どこがいいのか分からない」という結果に。
ローカルガーデンでも、実際にこうした相談をよくいただきます。
「3社から見積もりを取ったけど、全然内容が違って比較できない」という声、本当に多いです。
■ 相見積もりを成功させるための「ルール作り」
では、正しい相見積もりのやり方とはどうすればいいのか。
プロとしておすすめしているのは、「ルールを決める」ことです。
相見積もりには、土台となる共通条件=ルールが必要です。
これがないまま複数社に依頼すると、どんどん話がズレていきます。
ポイントは3つ。
① 要望を整理する
まず最初にやるべきは、「自分が何をしたいのか」を整理することです。
-
駐車場を2台分つくりたい
-
庭に人工芝を敷きたい
-
玄関前をすっきり見せたい
-
雑草対策をしたい
このように、やりたいことを書き出してみましょう。
さらに、それぞれに優先順位をつけるのもおすすめです。
「絶対に必要なもの」「できればほしいもの」「余裕があればやりたいもの」
この3段階で整理しておくと、どの会社に説明しても伝わりやすくなります。
② 条件をそろえて依頼する
次に大切なのは、「全社に同じ条件で依頼すること」。
同じ条件でないと、見積もりを比べる意味がなくなります。
条件とは、たとえば次のような内容です。
-
施工範囲(どこからどこまで工事するのか)
-
使用する素材(コンクリート・石・人工芝など)
-
植栽の有無や数
-
照明・水栓などのオプションの有無
-
希望のテイスト(ナチュラル・モダン・和風など)
この条件を最初にしっかり伝えておけば、「A社は10万円安いけど材料が違う」といった混乱を防げます。
③ 提案・見積もりの見方を知る
見積もりをもらったら、金額だけで判断しないこと。
安い=良いではありません。
チェックしておきたいポイントは、
-
仕様や材料が明確に書かれているか
-
「一式」ではなく内訳が分かる形になっているか
-
施工範囲が図面で示されているか
-
保証やアフター対応があるか
金額が高くても、内容がしっかりしていてアフターも安心なら、長い目で見ればお得です。
■ 要望を増やすと金額は上がる
よくある誤解として、「見積もりを何社も取れば金額が下がる」という考えがあります。
でも、実際はそう単純ではありません。
要望が増えれば、当然見積もりの金額も上がります。
そして、業者がそれぞれに提案を膨らませていくほど、比較は難しくなります。
たとえば、
「車2台分の駐車場が欲しい」と言ったつもりが、
A社はカーポート付きで提案、B社は土間コンクリートだけ、C社はアプローチまでセット――
こうなると、もう金額の比較はできません。
つまり、提案が増えるほど金額は上がるし、比較が難しくなるんです。
だからこそ、「相見積もりをするなら、要望はできるだけ統一する」のが大切です。
■ 素人が一人でまとめるのは難しい
とはいえ、一般の方が最初から要望を整理して条件をそろえるのは、正直なところかなり難しいです。
外構や庭の設計には、
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土地の高低差
-
排水計画
-
既存構造物との取り合い
-
材料ごとの特性や施工方法
といった専門的な要素が多く関わります。
「なんとなくこうしたい」と思っても、いざ見積もりに落とし込む段階で形にできないケースがほとんどです。
ローカルガーデンでは、そんなときにこそ要望の整理から一緒にお手伝いすることを大切にしています。
「どこまでをやるべきか」「どこを後回しにできるか」「どんな素材が合うか」など、最初の方向性を一緒に決めていく。
その上で、もし他社さんと比較される場合でも、
「同じ条件で比べやすい」形にしてご用意するようにしています。
つまり、正しい相見積もりができるようにサポートするというスタンスです。
■ 金額を比べるのと、デザインを比べるのは違う
「一番安いところに頼みたい」というお気持ちは、もちろんよく分かります。
ですが、外構や庭づくりは「安さ」だけで決めてしまうと、後から後悔することもあります。
同じ金額でも、
-
デザインの考え方
-
素材の選び方
-
施工精度
-
提案力
で、仕上がりは大きく変わります。
安くても仕上がりが雑だったり、数年でメンテナンスが必要になったりすると、結局トータルでは高くついてしまいます。
反対に、少し高くても、
・動線が考えられている
・照明や植栽がバランスよく計画されている
・生活スタイルに合っている
こうしたプランは、長く満足できるお庭になります。
金額を比べるのと、デザインを比べるのは別の話。
どちらを優先したいかを決めたうえで、相見積もりを進めるのが理想です。
■ まとめ:ルールを決めて、納得できる比較を
相見積もりを上手に活用するコツは、とてもシンプルです。
-
要望を整理する
-
条件をそろえて依頼する
-
金額だけでなく内容も比べる
そして何より、自分だけで抱え込まず、プロに整理を手伝ってもらうこと。
外構や庭は一度つくると長く使う場所です。
少しの判断ミスが何年も続く不満につながることもあります。
ローカルガーデンでは、相見積もりを希望されるお客様にも「まず要望を一緒に整理しましょう」とお話ししています。
同じ条件で比較できるようにサポートすることで、どの会社を選んでも納得できる結果につながる――
それが、私たちが考える“正しい相見積もりの形”です。
株式会社ローカルガーデン
群馬県前橋市を拠点に、外構・ガーデン設計施工を行っています。
お庭づくりの相談から相見積もりの進め方まで、気軽にご相談ください。
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株式会社ローカルガーデン
住所 : 群馬県前橋市上大島町48-16
電話番号 : 027-226-1040
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