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外部空間は誰の仕事か

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外部空間は誰の仕事か

外部空間は誰の仕事か

2026/03/13

建物だけを見れば、
お洒落に見える計画はたくさんあります。

 

でも外に一歩出ると、
なぜか使いづらい。居心地が悪い。
そんな場所も、同じくらい多い。

 

それは、外部空間が
誰の仕事としても引き受けられていないからかもしれません。

 


 

お洒落に見えるのに、なぜ使いづらいのか

 

例えば、**とある有名コーヒーショップ**の外構。

 

一見すると、

・建物は洗練されている

・素材も色も悪くない

・写真映えもする

 

でも実際には、

・ドライブスルーの旋回がしづらい

・歩行者と車の動線が交錯して落ち着かない

・北風が直撃し、会計時にレシートが飛ぶ

 

そんな場面を、
群馬ではよく目にします。

 


 

それ「群馬の外部環境」が読み込まれていない

 

問題はデザイン力ではありません。

・風の向き

・冬の冷え込み

・内陸特有の乾燥

・車利用が前提の動線

 

これらが、
外部空間の計画条件として十分に扱われていない

 

結果として、

・見た目は全国共通

・使い勝手だけが地域不適合

という外構が生まれます。

 


 

四季がないように見える植栽計画

 

もう一つ、よく感じる違和感があります。

・列植された同じ樹種

・年中ほぼ変化しない景色

・管理しやすさ優先の選定

 

これも、
「どこに建てても成立する」ことを
最優先した結果です。

 

群馬には、
風・乾燥・日射をやわらげる植栽の役割がある。

 

それを担わない植栽は、
景色としても、機能としても、
どうしても薄くなります。

 


 

ドライブスルー大国・群馬の現実

 

群馬は、
全国でも有数のドライブスルー利用率の地域です。

 

それなのに、

・車の旋回が窮屈

・停車位置が不自然

・後付けの雨よけで外観が崩れる

 

こうした計画が後を絶ちません。

 

**とあるハンバーガーショップ**でも、
取って付けたようなカーポートで、

・雨は防げるが

・建物全体の印象は一気に下がる

 

そんな例を、
見たことがある人も多いはずです。

 


 

これは店舗の問題ではない

 

誤解してほしくないのは、
これは特定の企業やブランドの問題ではない、ということ。

 

・他県で成立した建築計画

・全国共通で使える外構ディテール

・地域差を吸収しない設計フロー

 

それがそのまま、
群馬県に持ち込まれている

 

つまりこれは、
「誰が外部空間を考えるのか」という問題です。

 


 

外部空間は、建物の“余白”ではない

 

群馬では、

・風を和らげ

・暑さを逃がし

・車の動線を整理し

・建物の劣化を遅らせる

 

これらを外部空間が担っています。

 

それを、

・最後に考える

・数量で決める

・安さで比べる

という扱いにすると、
建物の評価まで下がってしまうと思うんです

 


最後に

 

外部空間は、
デザインのためだけの場所ではありません。

 

建物と人と土地のあいだを、
誰が引き受けるのか。

 

それを決める仕事です。

 

もし、
お洒落に見えるのに使いづらい場所に
違和感を覚えたことがあるなら、

 

それはきっと、
外部空間が“誰の仕事でもなかった”結果なのかもしれません。

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