犬は、庭を掘ります。だからこそ考えたい“土”との付き合い方
2026/06/08
「せっかく芝生を張ったのに、掘られちゃって…」
先日参加したワンちゃんのイベントでも、そんなお話が出ました。
犬と暮らしていると、一度は通る悩みかもしれません。
でも実は、
犬が庭を掘るのは、“悪いこと”ではない
んですよね。
犬にとって“掘る”という行動は、本能のひとつ。
だから外構では、
「掘らせない」
だけではなく、
“どう付き合うか”
を考えることも大切だと思っています。
犬は、なぜ庭を掘るのか
理由はいろいろあります。
例えば、
・土の感触が好き
・匂いを感じる
・暑いから冷たい場所を探す
・遊び
・ストレス発散
・本能的行動
特にテリア系などは、“掘る”欲求が強い犬種もいます。
大型犬でも、小型犬でも掘ります。
しかも群馬の夏。
犬は地面近くで生活しているので、
「少しでも涼しい場所を探したい」
という行動にもつながります。
天然芝は、やっぱり掘られる
これはある意味、自然なことです。
きれいに芝生を張っても、
・穴ができる
・土が見える
・部分的に剥がれる
ことはあります。
でも逆に言うと、
犬にとっては“自然な地面”とも言える。
・柔らかい
・熱くなりにくい
・匂いがある
・季節を感じる
という良さもあります。
だから、
「芝生が荒れる=失敗」
とも限らないんですよね。
人工芝は、“きれい”だけど悩みもある
人工芝のメリットは大きいです。
・管理しやすい
・見た目が安定
・泥になりにくい
・雑草が減る
ただ、
犬目線だと少し違う部分もあります。
例えば、
・夏は熱を持ちやすい
・掘れない
・匂いが残りやすい
・毛が絡みやすい
・排水に毛や砂が詰まりやすい
こともある。
特に“掘りたい欲求”が強い子は、
人工芝の端をめくろうとすることもあります。
だから、
「人工芝なら安心」
とも言い切れない。
正解は、“全部を止めない”ことかもしれない
個人的には、
犬との庭づくりって、
「完璧にきれいを維持する」
より、
「少し崩れても暮らせる」
の方が大事だと思っています。
例えば、
・一部だけ土を残す
・掘っていい場所を作る
・木陰をつくる
・クールダウンできる場所を用意する
そんな考え方もある。
子どもの庭遊びにも少し似ています。
汚れないことより、
安心して過ごせること。
制御しすぎないこと。
その方が、犬も自然に落ち着くことがあります。
「きれいな庭」と「犬が幸せな庭」は、少し違う
外構を考えると、
どうしても、
・映える
・管理しやすい
・雑草が出ない
・汚れない
を優先したくなります。
もちろん大切です。
でも犬と暮らす庭は、
少しだけ視点が違う。
・匂いを感じる
・土を感じる
・季節を感じる
・日陰で休む
・自分の居場所がある
そんな空間の方が、実は豊かだったりします。
芝生が少し剥がれる日もある。
穴を掘られる日もある。
でもそれも含めて、
「犬と暮らしている庭」
なのかもしれません。
これから犬と暮らす庭づくりを考える方向けに、実際の施工事例や考え方もまとめています。
こちらも参考にしてみてください。
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