庭時間とは?暮らしから考える前橋の外構・庭づくり
2026/08/16
「庭をつくりたい」と思ったとき、最初に何を考えますか?
芝生を敷こうか。
ウッドデッキをつくろうか。
目隠しフェンスを付けようか。
カーポートは必要かな。
もちろん、どれも大切な選択です。
でも、ローカルガーデンが外構設計で最初に考えるのは、商品ではありません。
「その庭で、何をしたいですか?」
ということです。
子どもと遊びたい。
愛犬と庭で過ごしたい。
休日は愛車を眺めながらガレージで過ごしたい。
庭で食事をしたい。
植物を育てたい。
夕方、ベンチに座って何もせず過ごしたい。
そんな**「やりたいこと」や「過ごしたい時間」**から庭を考える。
これが、ローカルガーデンの考える**「庭時間」**です。
庭時間とは、庭そのものではありません
「庭時間」と聞くと、庭でガーデニングをしたり、テラスでお茶を飲んだりすることを思い浮かべるかもしれません。
でも、私たちが考える庭時間は、もっと広い意味を持っています。
庭で子どもと遊ぶ時間。
愛犬と走り回る時間。
ガレージで愛車を眺める時間。
ベンチに座って風を感じる時間。
植物の成長を楽しむ時間。
家族でBBQをする時間。
夕暮れの庭を眺める時間。
何もしない時間。
つまり、
庭時間とは「庭で何をするか」ではなく、「その外部空間でどんな時間を過ごしたいか」という考え方です。
だから、庭の広さや高価な商品だけが重要なのではありません。
大切なのは、その人にとって必要な時間が生まれる空間になっているかです。
庭時間は「時間」から外構を考える
外構工事では、つい商品から考えてしまいがちです。
「カーポートを付けたい」
「フェンスを付けたい」
「タイルテラスをつくりたい」
「人工芝にしたい」
もちろん、具体的な希望があることは悪いことではありません。
しかし、その一歩前に、
「なぜ、それが欲しいのか?」
を考えてみる。
例えば、
「人工芝にしたい」
ではなく、
「子どもと裸足で遊べる庭が欲しい」
かもしれません。
「目隠しフェンスが欲しい」
ではなく、
「道路からの視線を気にせず、庭で家族だけの時間を過ごしたい」
かもしれません。
「ガレージが欲しい」
ではなく、
「休日に愛車をいじったり、眺めたりできる秘密基地が欲しい」
なのかもしれません。
同じ商品でも、目的が違えば設計は変わります。
「時間→空間→機能→商品」という庭時間の構造
ローカルガーデンでは、庭を次のような順番で考えます。
① どんな時間を過ごしたいのか
まずは「やりたいこと」。
↓
② その時間にはどんな空間が必要なのか
遊ぶ場所なのか。
座る場所なのか。
車を楽しむ場所なのか。
犬が走れる場所なのか。
家族で食事する場所なのか。
↓
③ その空間にはどんな機能が必要なのか
日陰が必要。
視線を遮りたい。
雨を避けたい。
暑さを抑えたい。
安全に歩きたい。
水を使いたい。
夜も使いたい。
↓
④ その機能を実現するために商品や素材を選ぶ
芝生。
人工芝。
インターロッキング。
タイル。
フェンス。
植栽。
ガーデンルーフ。
カーポート。
ガレージ。
照明。
立水栓。
ベンチ。
テーブル。
こうして最後に商品が決まります。
つまり、
商品から庭を考えるのではなく、暮らしから商品を選ぶ。
これが庭時間の基本です。
子どもと遊ぶ庭なら、何が必要?
例えば、
「子どもと庭で遊ぶ時間を増やしたい」
というご相談があったとします。
最初から「人工芝にしましょう」とは考えません。
まず、子どもが安心して遊べる床が必要です。
芝生なのか。
人工芝なのか。
遮熱性を考えたインターロッキングなのか。
庭の使い方や管理の仕方によって選択肢は変わります。
さらに、
道路や隣家からの視線が気になるなら目隠しが必要。
夏に遊ぶなら日陰が必要。
水遊びをするなら水栓や排水が必要。
夕方まで遊ぶなら照明が必要。
ベンチを置けば、親が子どもを見守りながら休める場所にもなります。
こうして、
「子どもと遊ぶ」という時間を実現するための空間
ができていきます。
その結果として、芝生やフェンス、植栽、ガーデンルーフ、照明、家具などが組み合わされる。
商品が主役なのではありません。
「子どもと過ごす時間」が主役です。
愛犬との庭時間も同じです
愛犬と庭で遊びたい。
そんな場合も、「ドッグランをつくればいい」という単純な話ではありません。
犬が安全に走れる床。
道路へ飛び出さないための境界。
飼い主が見守れる場所。
夏に休める日陰。
水を飲める場所。
足を洗える場所。
室内と庭を行き来しやすい動線。
そして、飼い主も一緒に過ごせるベンチやテラス。
必要なものを組み合わせていくと、
犬だけの庭ではなく、愛犬と家族が一緒に過ごす庭
になります。
ローカルガーデンが提案する「愛犬・ペットの外構」も、商品を並べることが目的ではありません。
愛犬と過ごす時間をつくること。
それが目的です。
ガレージも「車をしまう場所」から「秘密基地」へ
ガレージも同じです。
一般的には、
「車を入れるための建物」
として考えます。
でも、庭時間の視点から考えると、
ガレージは大人の秘密基地にもなります。
愛車を眺める。
洗車する。
工具を整理する。
DIYをする。
バイクをいじる。
休日にコーヒーを飲む。
子どもと一緒に何かをつくる。
そんな時間を過ごす場所です。
だから重要なのは、ガレージの商品そのものだけではありません。
どこに配置するか。
家からどう出入りするか。
車をどう動かすか。
ガレージの中から何が見えるか。
照明をどうするか。
家具をどこに置くか。
収納をどうするか。
コンセントをどうするか。
ガレージから庭へどうつながるか。
メーカーの既製品をベースにしても、その配置と周辺空間の設計によって、そこで生まれる時間は大きく変わります。
これも外構設計の仕事です。
「家具」は庭時間を生み出す重要な道具
庭をつくるとき、舗装や植栽、フェンスなどは考えても、家具まで最初から考えることは意外と少ないかもしれません。
しかし、
座る場所がなければ、人は庭に長く滞在しにくい。
ベンチを一台置く。
イスを置く。
テーブルを置く。
すると、それまで「見る庭」だった場所が、
「過ごす庭」
に変わります。
ベンチに座って子どもを見る。
犬と一緒に日向ぼっこする。
植栽を眺める。
夕方にビール……ではなく、コーヒーを飲む。
何もしない。
そんな時間が生まれる。
家具は単なる仕上げではありません。
時間を生み出すための装置の一つなのです。
車や照明、植栽も「時間の主役」になる
庭時間では、車も主役になります。
植栽も主役になります。
照明も主役になります。
例えばガレージの前に愛車がある。
夕方になる。
植栽に照明が当たる。
ガレージから漏れる光がある。
そこにベンチがある。
それだけで、
「夜の庭を眺める時間」
が生まれるかもしれません。
植物を植えることが目的なのではなく、
植物によって、どんな景色と時間をつくるのか。
照明を設置することが目的なのではなく、
夜にどんな時間を過ごせるようにするのか。
そう考えていくと、外構に必要な商品は自然と決まってきます。
日本には「縁側」という庭時間の文化がある
私たちが庭時間を考えるとき、日本の「縁側」という文化もヒントになると考えています。
縁側は、完全な室内でもありません。
完全な庭でもありません。
その中間にある場所です。
庭を眺める。
風を感じる。
家族と話す。
子どもを見守る。
犬と過ごす。
近所の人と会話する。
何もしない。
目的がなくても居られる場所。
現代のウッドデッキやテラスにも、そんな「縁側」の役割を持たせることができます。
庭を「使う場所」だけではなく、
「居る場所」にする。
これも庭時間の設計です。
前橋・群馬の庭は「暮らし方」から考えたい
群馬県前橋市で外構や庭を考えるなら、地域の暮らし方や気候も無視できません。
車での移動が生活の中心になる家庭。
夏の強い日差し。
冬の冷え込み。
そして群馬特有のからっ風。
同じ庭でも、東京や海沿いの地域とまったく同じ設計が最適とは限りません。
例えば日陰をつくるなら、
植栽による木陰なのか。
ガーデンルーフなのか。
カーポートの屋根を庭時間に活用するのか。
風をコントロールするなら、
フェンスなのか。
植栽なのか。
建物やガレージとの位置関係なのか。
駐車場を考えるなら、
「車が入ればいい」のではなく、
家から車への動線や、庭との関係まで考える。
地域の暮らしを知っているからこそ、時間を生み出す外構を考えられる。
それも、地域密着の外構設計会社の役割だと私たちは考えています。
外構工事は「商品選び」ではなく「暮らし選び」
外構工事をするとき、
「どのメーカーの商品にするか」
「どの素材にするか」
から始めることもできます。
でも、その前に考えてみてください。
その庭で、何をしたいですか?
子どもと遊びたい。
愛犬と過ごしたい。
愛車を楽しみたい。
家族で食事したい。
植物を育てたい。
一人でコーヒーを飲みたい。
何もしない時間が欲しい。
その「やりたいこと」が決まれば、必要な空間が見えてきます。
空間が決まれば、必要な機能が見えてきます。
そして最後に、必要な商品や素材が決まります。
だからローカルガーデンは、
「この商品を売りたいから、この庭をつくる」
という考え方をしません。
「この時間をつくりたいから、この空間をつくる。そのために、この商品を使う」
という順番で外構を考えています。
庭時間は「時間を生む外構設計」です
庭をつくることは、土地に物を置くことではありません。
舗装をする。
フェンスを立てる。
植栽を植える。
照明を設置する。
カーポートをつくる。
ガレージを置く。
ベンチを置く。
それぞれは「モノ」です。
でも、それらを組み合わせることで、
子どもと遊ぶ時間が生まれる。
愛犬と過ごす時間が生まれる。
愛車を楽しむ時間が生まれる。
家族で食事する時間が生まれる。
季節を感じる時間が生まれる。
何もしない時間が生まれる。
モノの先にある「コト」。
そこに、外構の価値があると私たちは考えています。
ローカルガーデンが考える「庭時間」
私たちローカルガーデンは、群馬県前橋市を中心に、戸建住宅の外構・庭づくりを設計・施工しています。
子育ての庭。
ガレージのある庭。
愛犬と暮らす庭。
そして、家族それぞれの「こうしたい」を実現する庭。
大切なのは、最初から商品を決めることではありません。
「どんな時間を過ごしたいのか」を一緒に考えること。
その時間のために空間をつくり、
その空間のために必要な機能を考え、
最後に素材や商品を組み合わせる。
それが、私たちの考える**「庭時間」**です。
外構工事を「家の周りをきれいにする工事」と考えるのではなく、
「これからの家族の時間をつくる設計」
として考えてみませんか。
前橋・高崎・渋川・太田など群馬県で外構や庭づくりを考えている方は、まず「何をつくりたいか」ではなく、**「庭でどんな時間を過ごしたいか」**から考えてみてください。
それが、庭づくりの最初の一歩になるかもしれません。
次回予告
次回は、庭時間をつくるために欠かせない**「空間」**について考えます。
なぜ、同じ広さの庭でも「使う庭」と「ほとんど使わない庭」が生まれるのでしょうか。
「庭に何を置くか」ではなく「庭にどんな居場所をつくるか」。
子ども、愛犬、ガレージ、ベンチ、植栽、照明、そして日本の縁側文化。
さまざまな要素から、**「時間が生まれる庭のつくり方」**を分解していきます。
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株式会社ローカルガーデン
住所 : 群馬県前橋市上大島町48-16
電話番号 : 027-226-1040
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