株式会社ローカルガーデン

庭に「居場所」をつくる。時間が生まれる外構・庭づくり

メインサイトはこちら お問い合わせはこちら

庭に「居場所」をつくる。時間が生まれる外構・庭づくり

庭に「居場所」をつくる。時間が生まれる外構・庭づくり

2026/08/24

庭をつくったのに、なぜか誰も庭に出ない。

そんなことがあります。

 

芝生もある。
ウッドデッキもある。
きれいな植栽もある。
目隠しフェンスもある。

 

それなのに、休日になると家の中で過ごしている。

 

なぜでしょうか。

 

ローカルガーデンでは、その理由のひとつを、

「庭に、過ごすための居場所がないから」

だと考えています。

 

庭は、広ければ使われるわけではありません。

高価な商品を入れれば、庭時間が生まれるわけでもありません。

 

大切なのは、

「ここに座っていたい」
「ここで遊びたい」
「ここで愛車を眺めたい」
「ここで愛犬と過ごしたい」

と思える場所があること。

 

第1回では「庭時間とは何か」を、時間→空間→機能→商品という考え方で紹介しました。

今回は、その続きです。

 

「時間が生まれる空間」とは何なのか。

 

庭の中に「居場所」をつくるという視点から考えてみます。

 


 

庭は「広さ」より「居場所」で変わる

 

庭づくりというと、

「何㎡の庭が必要ですか?」

「どれくらいの大きさのウッドデッキにしますか?」

という話になりがちです。

もちろん面積は重要です。

 

しかし、同じ10坪の庭でも、使われ方はまったく違います。

ただ空いている10坪。

家族が集まる10坪。

この違いを生むのが、居場所の設計です。

 

例えば庭の一角にベンチがある。

そこから植栽が見える。

道路からの視線はフェンスで適度に遮られている。

夏には木陰ができる。

夕方になると照明が灯る。

 

すると、そこは単なる「庭の一部」ではなくなります。

 

「座る場所」になります。

 

座る場所ができれば、人がそこに滞在する理由が生まれます。

そして、滞在する場所ができることで、

時間が生まれます。

 


 

家具を置くと、庭は「見る場所」から「過ごす場所」になる

 

庭づくりでは、舗装、植栽、フェンス、照明などは計画しても、家具は後から考えることがあります。

 

しかし、庭時間という視点では、家具も空間を構成する大切な要素です。

 

ベンチ。

イス。

テーブル。

ハンモック。

アウトドアチェア。

 

例えば、庭にベンチを一つ置く。

 

それだけで、

「ここに座る」

という行動が生まれます。

 

子どもが遊んでいるのを眺める。

愛犬を見守る。

植物を見る。

夕方の風を感じる。

コーヒーを飲む。

何もしない。

 

家具は庭を飾るためだけのものではありません。

人間の身体を庭に置くための道具でもあります。

 

そして、人が庭に身体を置けば、そこに時間が生まれます。

だから庭時間を考えるなら、

 

「何を植えるか」だけではなく、「どこに座るか」

 

まで考えてみたいのです。

 


 

日本には、昔から「居場所をつくる庭」があった

 

ここで思い出したいのが、日本の縁側文化です。

 

縁側は、室内と庭の間にある場所。

完全な室内でもなく、完全な屋外でもない。

 

庭を眺める。

風に当たる。

家族と話す。

近所の人と会話する。

子どもを見守る。

犬と一緒に過ごす。

 

特別な目的がなくても、そこに居られる。

 

この「中と外の中間」にある曖昧な空間は、現代の庭づくりにも大きなヒントがあります。

 

ウッドデッキ。

タイルテラス。

ガーデンルーフ。

ポーチ。

ベンチ。

 

これらを単体の商品として考えるのではなく、

 

「家と庭の間に、どんな時間をつくるのか」

 

という視点で組み合わせてみる。

現代版の縁側です。

 


 

子どもが遊ぶ庭には「見守る居場所」も必要

 

子どもが庭で遊べるようにしたい。

 

そう考えたとき、遊具や芝生だけを考える必要はありません。

むしろ重要なのは、

親が一緒に庭にいられること。

 

子どもが走り回れる場所。

親が座って見守れる場所。

日陰になる場所。

道路からの視線を気にしなくていい場所。

必要なら水を使える場所。

 

それらを組み合わせることで、庭は「子どもだけの遊び場」ではなく、

家族が一緒に過ごせる場所

になります。

 

そして親がベンチに座っている。

子どもが芝生を走っている。

そこに木陰がある。

そんな何気ない光景そのものが、庭時間なのかもしれません。

 


 

愛犬の庭も「犬だけ」では完成しない

 

愛犬が走れる庭をつくりたい。

これもローカルガーデンにとって大切な庭時間のひとつです。

 

しかし、犬が走れるだけではなく、

飼い主も一緒に過ごせる庭

にすることが大切です。

 

犬が遊ぶ場所。

飼い主が見守る場所。

日陰になる場所。

足を洗える場所。

家へ戻りやすい動線。

そして、イスやベンチ。

愛犬が遊んでいる横で、飼い主が座っている。

 

それだけで庭は「ドッグラン」から、

愛犬と家族が過ごす場所

へ変わります。

 

庭時間の主役は、犬だけではありません。

犬と暮らす家族の時間そのものです。

 


 

ガレージにも「居場所」をつくる

 

ガレージも、庭時間という考え方で見ると面白い場所になります。

車を収納するだけなら、車が入れば目的は達成できます。

 

でも、

「ガレージで過ごしたい」

と思ったら、必要なものが変わってきます。

 

愛車を眺める場所。

工具を使う場所。

DIYをする場所。

バイクを整備する場所。

収納する場所。

コーヒーを飲む場所。

子どもと秘密基地として遊ぶ場所。

そこにイスを一脚置くだけでもいい。

小さなテーブルがあってもいい。

照明を工夫してもいい。

植栽を眺められるようにしてもいい。

 

ガレージメーカーの既製品を使ったとしても、

 

どこに配置するか、どこから出入りするか、何を見せるか、何を隠すか

 

によって、そこで生まれる時間は変わります。

 

だから、ガレージも単なる「商品選び」ではありません。

ガレージライフという時間をつくるための空間設計です。

 


 

植栽は「木を植える」のではなく「景色をつくる」

 

植栽も同じです。

 

シンボルツリーを一本植えた。

 

それで終わりではありません。

 

その木を、

どこから見るのか。

いつ見るのか。

誰が見るのか。

考えてみる。

リビングから見る。

玄関から見る。

ベンチから見る。

ガレージから見る。

夜は照明で照らす。

夏には木陰をつくる。

冬には葉が落ちて光を取り込む。

 

すると、植栽は「緑を増やすためのもの」ではなく、

暮らしの中に季節と景色をつくるもの

になります。

 

朝の景色。

昼の木陰。

夕方の光。

夜のライトアップ。

一本の木でも、時間帯によって違う庭時間をつくることができます。

 


 

照明は「暗くなった庭を照らすもの」だけではない

 

庭の照明も、

「夜だから明るくする」

だけではありません。

 

どこを照らすかによって、夜の庭の見え方は変わります。

 

植栽を照らす。

アプローチを照らす。

壁を照らす。

ガレージを照らす。

ベンチの周囲を照らす。

すると、昼間とは違う庭が現れます。

夕食後に少し庭に出る。

ガレージで愛車を見る。

ベンチに座る。

犬と外に出る。

家の中から庭を見る。

 

照明によって、

庭を使える時間そのものを延ばす

こともできます。

 

これも「商品を付ける」のではなく、

 

夜の庭時間をつくる

 

という発想です。

 


 

「使っていない場所」には、時間が眠っている

 

外構の設計をしていると、

「このスペース、何に使うんだろう?」

という場所に出会うことがあります。

 

家の裏側。

駐車場と建物の間。

庭の隅。

ガレージの横。

フェンス際。

もちろん、何も使わない余白も庭には必要です。

 

でも、もしそこに、

小さなベンチを置ける。

鉢植えを置ける。

子どもが遊べる。

犬が休める。

自転車をいじれる。

コーヒーを飲める。

 

そんな可能性があるなら、

 

「空いている場所」を「過ごせる場所」に変える

 

ことができます。

 

土地の広さを増やすことはできません。

 

でも、

土地の中にある時間を増やすことはできる。

これも庭時間の面白さです。

 


 

庭は「使い方」を固定しなくてもいい

 

庭を設計するとき、用途を決めすぎないことも大切です。

 

子どもの遊び場。

BBQスペース。

ドッグラン。

ガーデニングスペース。

テラス。

ガレージ。

 

それぞれに明確な名前を付けることはできます。

 

でも、本当の庭時間は、もっと曖昧でもいい。

 

昼間は子どもが遊ぶ。

夕方は犬が走る。

夜は大人がイスに座る。

休日はガレージで車をいじる。

何もない日は、ただ庭を見る。

 

一つの空間が、家族によって違う使われ方をする。

 

そんな余白がある庭は、時間の変化にも対応できます。

 

子どもが成長する。

犬との暮らし方が変わる。

車が変わる。

家族構成が変わる。

ライフスタイルが変わる。

 

だからこそ、

 

「今だけ使える庭」ではなく、「これからも使い続けられる庭」

 

を考えたいのです。

 


 

庭時間のために、外構を組み合わせる

 

ここまで見てくると、庭に必要なものが少し違って見えてきませんか。

 

芝生が欲しい。

フェンスが欲しい。

植栽が欲しい。

ガーデンルーフが欲しい。

ガレージが欲しい。

照明が欲しい。

ベンチが欲しい。

 

それぞれ単体で考えるのではなく、

 

「どんな時間をつくりたいのか」

 

から逆算してみる。

 

例えば、

「子どもと遊ぶ時間」

なら、

遊べる床+目隠し+日陰+見守るベンチ+水場。

 

「愛犬と過ごす時間」

なら、

走れる床+安全な境界+日陰+水場+飼い主の居場所。

 

「ガレージライフ」

なら、

ガレージ+駐車動線+照明+収納+家具+眺め。

 

このように、複数の商品や素材を組み合わせて、一つの「時間」をつくっていきます。

 


 

商品は主役ではない。時間のための道具です

 

外構には、本当にたくさんの商品があります。

 

カーポート。

ガレージ。

フェンス。

門柱。

タイル。

インターロッキング。

人工芝。

植栽。

照明。

ガーデンルーフ。

ウッドデッキ。

家具。

 

どの商品にも、それぞれの性能と魅力があります。

 

でも、

 

商品を買うこと自体が目的になってしまったら、庭時間は生まれません。

 

大切なのは、

 

「その商品を使って、何をしたいのか?」

 

です。

 

ベンチを買うことが目的ではない。

そこに座る時間が欲しい。

 

フェンスを買うことが目的ではない。

視線を気にせず庭で過ごしたい。

 

ガーデンルーフを買うことが目的ではない。

暑い日でも庭にいたい。

 

ガレージを買うことが目的ではない。

愛車と過ごす秘密基地が欲しい。

 

植栽を買うことが目的ではない。

季節を感じる景色が欲しい。

 

モノの先にある「コト」を考える。

 

それが庭時間の設計です。

 


 

時間を生むために、空間をつくる

 

ローカルガーデンが考える庭時間には、一つの基本構造があります。

 

やりたいこと

過ごしたい時間

必要な居場所

必要な機能

素材・商品

庭時間が生まれる

 

庭をつくることは、商品を並べることではありません。

 

その人の暮らしに必要な「時間」を見つける。

 

その時間が生まれる「居場所」をつくる。

 

その居場所に必要な機能を考える。

 

そして、そのために必要な商品や素材を組み合わせる。

 

だから私たちは、

時間を生むために空間をつくる。

空間をつくるために商品を選ぶ。

という順番で外構を考えています。

 


 

前橋の暮らしにも「庭時間」を

 

群馬県前橋市で暮らしていると、車は生活に欠かせない存在です。

夏の日差しも強く、冬には冷え込み、からっ風が吹く。

 

そんな地域だからこそ、庭の「居場所」も、単純に広さだけで考えることはできません。

 

日陰をどこにつくるか。

風をどう受け流すか。

家から庭へどう出るか。

車と人の動線をどう分けるか。

庭とガレージをどうつなげるか。

子どもや愛犬がどこで遊ぶか。

どこに座るか。

夜はどこまで使うか。

 

そうした一つひとつを組み合わせることで、前橋の暮らしに合った庭時間がつくられていきます。

 


 

庭に居場所ができると、時間が生まれる

 

庭をつくるとき、

「何を置こう?」

と考える前に、

 

「ここで誰が、何をして、どんな時間を過ごすのだろう?」

 

と考えてみてください。

 

子どもが遊ぶ。

愛犬が走る。

車を眺める。

植物を見る。

イスに座る。

家族で話す。

夕涼みする。

何もしない。

 

そんな時間を受け止める「居場所」をつくる。

 

それが、庭づくりの一つの答えなのかもしれません。

 

ローカルガーデンは、群馬県前橋市を中心に、外構工事・庭づくりをしています。

私たちが提案したいのは、単に「きれいな庭」ではありません。

 

その庭で、家族がどんな時間を過ごせるのか。

 

子育て。

ガレージ。

愛犬・ペット。

 

そして、その人だけの庭時間。

 

商品を選ぶ前に、まず暮らしを考える。

暮らしを考えた先に、必要な空間が見えてくる。

そして、その空間をつくるために、商品や素材を選んでいく。

 

庭時間とは、時間を生むための外構設計です。

 

あなたの庭には、どんな「居場所」がありますか?

 


 

次回予告

 

次回は、庭時間をつくる要素の中でも意外と見落とされがちな、

 

「庭の床」

 

について考えます。

芝生、人工芝、インターロッキング、タイル、コンクリート。

どれが「正解」なのでしょうか。

実は、素材の良し悪しだけではなく、そこでどんな時間を過ごしたいのかによって、選ぶべき「床」は変わります。

庭時間から考える、**「庭の床選び」**を分解します。

----------------------------------------------------------------------
株式会社ローカルガーデン
住所 : 群馬県前橋市上大島町48-16
電話番号 : 027-226-1040


前橋で理想の庭づくりをお手伝い

前橋でリフォームのご相談

前橋でガレージの設置に対応

前橋でおしゃれな空間を演出

前橋でペット目線の庭づくり

----------------------------------------------------------------------

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。