庭時間×モンテッソーリ|遊具を増やすだけでは、子どもは育たないのかもしれない
2026/05/28
公園や園庭を見ていると、
ふと感じることがあります。
昔より遊具は立派になった。
安全基準も厳しくなった。
でも、その一方で「自由な遊び」は減っているのではないか、と。
もちろん、安全は大切です。
保育や教育の現場では、
事故や管理の責任もあります。
だからこそ、
遊具やルールが増えていくのは自然な流れなのかもしれません。
でも時々、
「遊び方が決められすぎている」と感じることがあります。
滑り台は滑るもの。
ブランコは座るもの。
決められた使い方。
決められた導線。
それは安心でもある反面、
“自分で遊びを見つける余白”が少なくなっているようにも感じます。
マリア・モンテッソーリは、
「子どもは、自分で育つ力を持っている」と考えました。
大人が与え続けるのではなく、
子ども自身が選び、繰り返し、没頭できる環境を整えること。
その考え方に触れた時、
私は外構の仕事とも重なる部分があると感じました。
例えば、用途を決めすぎない段差。
座ることもできる。
並ぶこともできる。
ステージにもなる。
ある子はそこで歌い、
ある子は石を並べ、
ある子はただ座っているかもしれません。
砂や水もそうです。
完成された遊具ではなく、
何度も崩して、試して、繰り返せる素材。
子どもたちは、驚くほど長い時間、そこに没頭します。
私は外構屋なので、教育者ではありません。
でも、
「どんな時間が流れる空間なのか」を考えることはできます。
遊具を置くことではなく、
遊びが生まれる環境をつくること。
それもまた、園庭づくりの大切な視点なのではないかと思っています。
「園庭は、もっと子どもの育ちに関われるのではないか」
そんなことを一緒に考えてくださる教育者・園関係者の方がいましたら、ぜひお話できたら嬉しいです。
また、私たちの考える「庭時間」というコンセプトについては、こちらにもまとめています。
よろしければご覧ください。⇒【ローカルガーデンコンセプトページはこちら】
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