庭時間×モンテッソーリ|先生が“見守りやすい”園庭設計とは何か
2026/05/30
園庭づくりを考える時、
子どもの遊びや成長ばかりに目が向きがちです。
でも実際の現場では、
先生方が「見守りやすいかどうか」が、とても重要になります。
どれだけ素敵な園庭でも、
・死角が多い
・移動が見えない
・子どもが分散しすぎる
そうなると、現場では使いづらくなってしまいます。
保育や教育の現場では、
安全管理も大切な仕事です。
だからこそ、
園庭には「自由」と同時に、“見守りやすさ”も必要なのだと思います。
私は外構の仕事をしていますが、
実は住宅でも同じことをよく考えます。
例えば、
・キッチンから庭が見えるか
・玄関から駐車場が見えるか
・家族の気配を感じられるか
外部空間は、
ただデザインするだけではなく、
「人の視線」や「気配」を設計する仕事でもあります。
園庭でも、それは同じです。
例えば、
・全体を見渡せる位置に先生の立ち位置をつくる
・植栽を高くしすぎない
・遊びのゾーンをゆるやかにつなぐ
・動線を交差させすぎない
そんな少しの工夫だけでも、
園庭の使いやすさは大きく変わります。
ここで難しいのは、
「管理しやすさ」だけを優先すると、窮屈な空間になってしまうことです。
逆に、自由度だけを求めると、
先生方の負担が増えてしまう。
だから大切なのは、
「子どもは自由に感じられる。でも大人はちゃんと見守れる」
そのバランスなのだと思います。
マリア・モンテッソーリは、
“環境が子どもを育てる”という考え方を大切にしました。
でも実際には、
その環境を支えているのは先生方です。
だから私は、
子どものためだけではなく、
“先生にとっても使いやすい園庭”を考える必要があると思っています。
外構は、ただ整えるだけではなく、
「どんな時間が流れるか」を設計する仕事。
そして園庭では、
その時間を支える先生方の存在も、同じくらい大切なのだと思います。
「園庭は、もっと子どもの育ちに関われるのではないか」
そんなことを一緒に考えてくださる教育者・園関係者の方がいましたら、ぜひお話できたら嬉しいです。
また、私たちの考える「庭時間」というコンセプトについては、こちらにもまとめています。
よろしければご覧ください。⇒【ローカルガーデンコンセプトページへ】
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住所 : 群馬県前橋市上大島町48-16
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