【群馬県】地震でも倒れないブロック塀とは?
2026/07/25
基礎・鉄筋・施工品質。見えない部分が家族と地域を守ります。
ブロック塀は、境界をつくるためのもの。
目隠しをするためのもの。
そう思われている方がほとんどではないでしょうか。
しかし私たち外構のプロは、ブロック塀を**「地域の安全インフラ」**として考えています。
地震大国・日本では、これまで何度もブロック塀の倒壊事故が発生してきました。
特に2018年の大阪府北部地震では、通学中の児童が倒壊したブロック塀の下敷きとなり、尊い命が失われました。
この事故は、日本中の外構業界に大きな衝撃を与え、「ブロック塀は安全に造らなければならない」という認識を改めて強くした出来事でした。
だから現在は建築基準や施工基準が見直され、基礎や鉄筋、控え壁などについて厳しいルールが設けられています。
つまり、問題なのはブロック塀そのものではありません。
正しく設計・施工されているかどうかなのです。
ブロック塀は「積めば完成」ではありません
ブロックを積み上げるだけなら、誰でもできるように見えるかもしれません。
しかし実際は、
・基礎の大きさ
・鉄筋の配置
・縦筋と横筋の定着
・モルタルの充填
・控え壁の有無
・高さと長さのバランス
など、多くの施工基準があります。
その一つひとつには、
「地震でも倒れないための理由」
があります。
長年の災害の教訓から積み重ねられた、安全のための基準なのです。
一番大切なのは地面の中にある基礎
完成すると見えなくなる部分。
それが基礎です。
どんなに美しいブロック塀でも、
基礎が弱ければ意味がありません。
住宅と同じように、ブロック塀にも十分な基礎が必要です。
近年はコンクリートや鉄筋などの資材価格が高騰しています。
そのため価格競争の中では、残念ながら見えない部分を削ってしまう施工も耳にします。
しかし基礎は完成写真には写らなくても、
災害時には最も重要な部分になります。
鉄筋は「入っている」だけでは意味がありません
「鉄筋入りだから安心です。」
そんな説明だけでは、本当の安全性は分かりません。
重要なのは、
・鉄筋の太さ
・配置
・定着長さ
・ブロック内部への充填
・基礎との一体化
です。
適切な施工がされて初めて、本来の強度が発揮されます。
完成後には見えなくなるからこそ、施工会社の姿勢が最も表れる部分でもあります。
正しく造られたブロック塀は災害から家を守ることもあります
ブロック塀は危険。
そんなイメージだけが一人歩きしています。
しかし、実際にはもう一つ知っていただきたい事実があります。
私たちが取り扱われていただいているブロックメーカーの講習会では、
豪雨災害で河川が氾濫し、濁流や流木が住宅へ押し寄せた際、適切な基礎と鉄筋で施工されたブロック塀が流木や漂流物を受け止め、住宅への被害を軽減した事例が紹介されています。
もちろん、すべての災害で同じ結果になるとは限りません。
しかし、正しく施工されたブロック塀は、災害時に住宅を守る役割を果たす可能性があることも事実です。
だからこそ私たちは、「危険だから造らない」ではなく、
「安全に造ること」に価値があると考えています。
古いブロック塀は一度点検をおすすめします
昭和時代に施工されたブロック塀の中には、
現在の基準を満たしていないものも少なくありません。
例えば、
・鉄筋が入っていない
・基礎が浅い
・控え壁がない
・必要以上に高い
このような塀は、大きな地震で倒壊する危険性があります。
特に道路や通学路に面している場合は、ご家族だけの問題ではありません。
地域の子どもたちや歩行者の安全にも関わる問題です。
ブロック塀は「地域の安全インフラ」です
私たちはブロック塀を、
単なる境界や目隠しとは考えていません。
地域全体の安全を支えるインフラだと考えています。
一つのブロック塀が適切に施工されていることで、
地震の際に倒壊を防ぎ、
豪雨時には住宅を守り、
日常ではプライバシーや防犯にも役立ちます。
つまり、安全なブロック塀は、
その家だけではなく、
地域全体の安心につながっているのです。
「安いブロック塀」が高くつくこともあります
完成後に見えるのはブロックだけです。
しかし、本当にコストがかかるのは、
・掘削
・残土処分
・基礎コンクリート
・鉄筋
・配筋
・埋戻し
といった見えない工程です。
ここを削れば見積りは安く見えるかもしれません。
しかし、
10年後。
20年後。
そして地震や豪雨が起きたその日、
その差は大きく現れます。
ローカルガーデンだから伝えられること
私たちはデザインだけを提案する会社ではありません。
施工品質にも責任を持つ外構会社です。
そして、
ブロック塀診断士
建築コンクリートブロック工事士
として、安全なブロック塀について学び続けています。
だからこそ、「おしゃれだから積む」のではなく、
「安全だから提案する」
という考え方を大切にしています。
外構工事とは、見た目を整えるだけの工事ではありません。
家族を守り、地域を守り、未来へ安心をつなぐ仕事です。
私たちが掲げる**「土地価値再編集」**とは、土地を美しく整えることだけではありません。
災害に強く、安全で、次の世代へ安心して引き継げる土地へ育てていくこと。
そのために、一つひとつのブロック塀にも責任を持って施工しています。
群馬県でブロック塀の新設・リフォームをご検討の方へ
「今のブロック塀は本当に安全だろうか。」
そんな疑問をお持ちでしたら、ぜひ一度ご相談ください。
ローカルガーデンでは、見た目のデザインだけではなく、基礎や鉄筋、施工方法まで含めた安全性を重視したご提案を行っています。
安全なブロック塀は、家族を守るだけではありません。
地域を守り、未来を守る「安全インフラ」の一部です。
次回予告
第5話「庭木は防災設備になる?防風・防暑・豪雨対策につながる植栽計画とは」
「庭木は手入れが大変だから植えない。」
そんなご相談をいただく機会が年々増えています。
確かに落ち葉や剪定などの管理は必要です。
しかし、樹木には見た目の美しさだけではない大切な役割があります。
夏の強い日差しを和らげる木陰。
冬の季節風を弱める防風効果。
豪雨時には雨を受け止め、土砂の流出を抑える働き。
そして、生きものが集まる豊かな庭づくり。
実は一本の木が、住まいの環境を大きく変えてくれることがあります。
次回は、**「植栽=飾り」ではなく、「植栽=防災・環境設備」**という新しい視点から、これからの庭づくりについてお話しします。
群馬県で外構工事をご検討中の皆さまへ
ローカルガーデンでは、単に門や駐車場をつくるのではなく、**「外部空間から暮らしを設計する」**という考え方で、外構をご提案しています。
豪雨、地震、強風、猛暑、そして雹害…。
自然災害が激甚化する今だからこそ、外構には「美しさ」だけでなく「守る力」が求められています。
私たちが掲げる**「土地価値再編集」**とは、土地本来の特性を読み解き、その価値を未来へつないでいくこと。
それは、美しいデザインをつくることだけではありません。
家族を守り、地域を守り、次の世代へ安心して受け継げる住まいをつくること。
その想いを込めて、一邸一邸の外構を設計・施工しています。
群馬県で外構工事やお庭づくりをご検討の際は、ぜひローカルガーデンへご相談ください。
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株式会社ローカルガーデン
住所 : 群馬県前橋市上大島町48-16
電話番号 : 027-226-1040
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